3分割構図で見る
デザインが2分割の構成になっているので、3分割構図は意識していないレイアウトです。
構成要素で見る
■=写真 / 画像など ■=イラスト /など ■=文字情報
ビジュアルを上下に等分して中心にキャッチコピーを配置したレイアウト。
広告でよく見る手法で、隠岐の雄大な風景をしっかり見せる方法としてはぴったりです。
色の明度差で見る
風景背景に対しキャッチコピーが最も明度が高い白になっています。
明度対比でキャッチコピー浮き立っているのが分かります。
視線の流れで見る
「PWR ONのコピー」→「上のビジュアル」→「下のビジュアル」→「サブのコピー」→「アクセス情報」といった流れ。
文字情報を極力省きビジュアルで魅せるデザインで構成要素が少ないです。そのため視線の流れで迷うことはありません。
人によってはタイトルとビジュアルに優先順位はなく、同時に目に入ってくる人もいるかと思います。
自分はタイトルが一番初めに目に入りました。
ここが面白い
ストレートに隠岐の自然を見せたい想いが伝わるデザインだと感じました。
隠岐の写真を活かすために、シンプルな構成にすることで迫力が出ています。
素材(写真やイラスト)の力が魅力的なほど、レイアウトはシンプルな方が
訴える力が強くなるのかなと思いました。
実はこのポスター、対となるもう一枚があります。
キャッチコピーが「PWR ON」に対し「PWR OFF」の2枚が対となり完成のようです。
サブのコピーにあるように、
「PWR ON」→元気をくれる旅、隠岐
「PWR OFF」→休息をくれる旅、隠岐
となっており、
昼と朝夕の時間差で表情が変わる隠岐の風景をうまく見せています。
個人的には「PWR OFF」が幻想的でかっこいいなーと思いますが、
疲れた時にふと行ってみたくなる良いデザインですね。
あなたはどう感じましたか?
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